余因子展開と漸化式の問題をわかりやすく解いてみた
こちらの問題は、編入数学徹底研究 に載っていた問題です。
例題10-7(余韻師展開とその応用)
さっそく解いていきましょう!!
編入数学徹底研究に載っている部分は飛ばすます!!
解説
なんやかんややっていくと、、、、、
Dn - Dn-1=x^2 (Dn-1 - Dn-2)
等比数列の一般項
より、
・等比数列であること
・公比 r がx^2であることがわかる。
見やすいように・・・
Dn+1 - Dn=x^2 (Dn - Dn-1)
と書き直してみる。(問題集の解答に合わせている)
Dn+1 - Dn を1つの数列としてみると...................
先程の等比数列の公式より一般項は以下のようになる。
En = Dn+1 - Dn = a×r^(n-1)
=(D2-D1)×(x^2)^(n-1) (D2-D1)は初項 a となる。(n=1のとき)
↓
En = Dn+1 - Dn =x^4 × (x^2)^(n-1)
解法①
Dn+1 - Dn =x^4 × (x^2)^(n-1)
階差数列型
より、階差数列であることがわかる。
階差数列の一般項
f(n) = nを使って表された値。(例 2n+1 など)
より、
となる。D1=1+x^2のとき、
となる。
ちなみに、このような公式がある。公比 r = x , 初項 a = 1
つまり、等比数列の和となるため
Sn= 1 + x^2 + x^4 + ・・・ + x^(2n-4) :n>=2 なので
これより、
Dn = 1+x^2 +x^4( 1 + x^2 + x^4 + ・・・ + x^(2n-4))
= 1+x^2 +x^4 +・・・+x^2n
という答えにたどり着ける。